看護師
かんごし
病院・施設・在宅で、診療の補助と療養上の世話を担う医療の国家資格職。活躍の場が極めて広い。
400〜600万円
医療・看護・リハ
本格的に学ぶ
この仕事の働き方
看護師、未経験から目指せる?経験は活きる?
活かせる力と、必要な学びを整理します。福祉の外も含めて。
仕事内容
看護師は、医師の指示のもとで行う「診療の補助」(注射・点滴・採血・処置・服薬管理など)と、患者の生活を支える「療養上の世話」(観察・清潔・食事・排泄・移動の援助など)を行う国家資格職です。病院の病棟・外来・手術室・救急のほか、訪問看護、介護施設、保育所・学校、企業の産業保健、児発・放デイの医療的ケアまで、働く場が非常に広いのが特徴です。
バイタル測定や全身の観察から異変を早期に察知し、医師や多職種に的確につなぐアセスメント力が核になります。患者・家族の不安に寄り添う対人援助の側面も大きく、慢性的な人手不足を背景に求人は全国で安定しています。
必要・有利な資格
なり方・未経験からのルート
看護師国家試験の受験資格を得るため、看護系大学(4年)・看護専門学校/短大(3年)などの養成課程を修了し、国家試験に合格する必要があります。社会人・主婦からの入学も多く、准看護師から実務経験を経て看護師(2年課程)に進むルートもあります。福祉・保育からの直接転換は養成校に通う必要があるためハードルはありますが、医療的ケア児の増加で「子どもに強い看護師」の価値は高く、児発・放デイ・小児/病棟保育での経験は学習動機にも現場でも活きます。
年収・給与の目安
夜勤手当を含む常勤の目安。病棟・夜勤ありで高め、クリニック日勤や施設は控えめ。地域差あり。
キャリアパス
- 1
看護師(病棟/外来)
0〜3年基礎技術とアセスメントを習得
- 2
主任・プリセプター
3〜7年後輩指導・チームの中核
- 3
師長 / 認定・専門看護師
7年〜管理職、または特定分野のスペシャリスト
- 4
横展開: 訪問看護 / 保育・学校 / 産業看護 / 保健師・助産師
進学で保健師・助産師へも
向いている人
- 人の命や健康に直接関わる責任ある仕事がしたい
- 全身を観察し異変に気づくアセスメントが得意
- 国家資格で全国どこでも安定して働きたい
- チーム医療の中で多職種と連携できる
福祉・保育の経験をどう活かせるか
直接の横滑りではなく養成校での学び直しが必要ですが、保育士・児童指導員として子どもの体調変化を観察してきた経験、保護者への説明・連携の力は看護の現場でそのまま強みになります。逆に、すでに看護師資格を持つ人が児発・放デイや病児保育、医療的ケア児支援に転じるのは非常に相性が良く、福祉領域で重宝されます。
よくある質問
Q.社会人や保育職からでも看護師になれますか?
なれます。看護系大学・専門学校には社会人入学枠があり、働きながら准看護師→看護師と段階的に進む人もいます。ただし養成課程(3〜4年)の通学が必要です。
Q.看護師資格で福祉・保育の現場に活かせますか?
はい。児発・放デイ・病児保育・医療的ケア児支援では看護師が強く求められ、夜勤がなく日勤中心の働き方も選べます。
関連する職業
准看護師
~420万医師・看護師の指示のもとで看護を行う都道府県知事資格。比較的短い養成期間で医療職に就ける。
看護助手
~300万看護師の補助として、医療行為以外の患者ケア・環境整備・備品管理などを担う。無資格・未経験から就ける。
保健師
~480万看護師資格をベースに、地域・職場・学校で人々の健康づくりと予防を支える公衆衛生の専門職。
介護福祉士
~390万介護分野で唯一の国家資格。専門的な介護・指導・チームのまとめ役を担い、処遇とキャリアの土台になる。
病児保育スタッフ
~340万発熱や感染症などで集団保育を受けられない子どもを、一時的に預かって看護的にケアする保育の専門職。
機能訓練担当職員
~460万PT/OT/ST・心理・看護などの専門職として児発・放デイに配置され、専門的支援を担う高待遇ポジション。
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