公認心理師
こうにんしんりし
心理職で初の国家資格。医療・福祉・教育・司法・産業など幅広い分野で心理的支援を行える。
- 難易度
- 国家資格
- 学習目安
- 大学・大学院での専門課程が前提(独学のみでの取得は不可)
- 就ける職業
- 5職種
公認心理師で、福祉の外も目指せる?
活かせる経験と、必要な学びを整理します。
この資格の概要
公認心理師は、2017年に施行された公認心理師法に基づく、心理職で初めての国家資格です。心理に関する支援を要する人への心理アセスメント・心理面接(カウンセリング)、関係者への助言・指導、心の健康に関する教育・情報提供などを業務とします。
医療(精神科・小児科等)、福祉(児童相談所・障害児者支援・児発/放デイ等)、教育(スクールカウンセラー)、司法、産業(企業のメンタルヘルス)と活躍領域が広いのが特徴です。発達障害のある子どもへの発達検査・行動観察・保護者支援にも関わり、児発・放デイの専門的支援(専門的支援加算等)の担い手にもなります。名称独占資格で、医師の指示への対応など法的な位置づけが明確です。
試験・受験要件
原則、大学+大学院で所定科目を履修、または大学卒業後に所定施設で実務経験を積んで国家試験を受験。
取り方(取得ルート)
主なルートは、①4年制大学で公認心理師に必要な科目を履修+大学院で所定科目を修めて受験、②大学で科目履修後、文科省・厚労省指定の施設で一定期間の実務経験を経て受験、です。社会人が一から目指す場合、心理系大学・大学院への進学が前提になるため時間と費用がかかります。すでに心理学を学んだ人や、現任者向けの経過措置を活用した人が取得してきました。
学習目安:大学・大学院での専門課程が前提(独学のみでの取得は不可)
この資格で就ける職業
資格を活かせる仕事。タップで仕事内容・年収・なり方へ。
スクールカウンセラー
~400万学校に配置され、児童生徒・保護者・教員の心の相談に応じる心理の専門職。
スクールソーシャルワーカー
~380万子どもを取り巻く環境(家庭・学校・地域)に働きかけ、福祉につなぐ学校の専門職。
機能訓練担当職員
~460万PT/OT/ST・心理・看護などの専門職として児発・放デイに配置され、専門的支援を担う高待遇ポジション。
相談支援専門員
~430万障害のある人と家族の「暮らし全体」を設計する相談支援の専門職。サービス等利用計画を作り、地域の支援をつなぐ。
児童発達支援管理責任者
~480万児発・放デイに必置の専門職。個別支援計画を統括し、支援の質と事業所運営の要を担う上位ポジション。
年収への効果
常勤で年収350〜550万円程度が目安。医療・産業・公的機関で安定。非常勤(スクールカウンセラー等)は時給が高い一方、複数機関の掛け持ちになりやすい。
福祉・保育の人が目指しやすいか
児発・放デイで子どもの発達や行動を観察し、保護者を支援してきた経験は心理職と地続きです。ただし資格取得には大学・大学院での専門課程が必要なため、転身のハードルは高め。現実的には、まず心理学の学びを始めつつ、現場では発達検査の補助や行動観察で経験を積み、長期計画で目指す形になります。資格取得後は児発・放デイの専門職として高く評価されます。
自分に向いているか1分で診断するよくある質問
Q公認心理師と臨床心理士の違いは?
公認心理師は国家資格、臨床心理士は民間資格(指定大学院修了が要件)です。両方を取得して活動する心理職も多くいます。
Q社会人・福祉職から目指せますか?
目指せますが、心理系大学・大学院での専門課程の履修が前提となるため、時間と費用をかけた長期計画が必要です。
関連する資格
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※ 難易度・学習目安・年収は一般的な目安です。試験制度・受験要件は実施団体の最新の公式情報をご確認ください。講座リンクには広告(アフィリエイト)を含み、一部は比較・資料請求の検索結果に遷移します。