設定・運用

オーナー(マスター権限)を引き継ぐ

施設の全権限を持つオーナー(マスター権限)を、別の職員へ引き継ぐ手順です。組織図から相手を開き、「共同オーナーにする」「引き継いで自分は管理者になる」「引き継いで自分は退職する」の3つの引き継ぎ方から選べます。

こんなときに使います

  • 代表交代や事業承継で、施設の全権を別の人へ移したいとき
  • もう1人にも全権限を持たせて、2人体制(共同オーナー)にしたいとき
  • 経営を別の人に任せ、自分は現場の管理者に回りたいとき
  • 退職・引退する前に、オーナーを後任へ確実に引き渡しておきたいとき

準備

事前準備

STEP BY STEP

操作手順

1

組織図を開く

「権限・役割の管理」画面を開き、上部の「組織図」タブに切り替えます(アプリでは「組織図」画面)。オーナーの引き継ぎはオーナー本人だけが実行できるため、必ず現オーナーのアカウントでログインした状態で操作してください。

2

引き継ぐ相手の職員を開く

部署カードに並んだ職員の中から、オーナーにしたい職員の行をタップして詳細を開きます。対象にできるのは在籍中(有効)の職員だけです。自分(現オーナー)の行は開けないため、自分自身には引き継げません。

3

「オーナー(マスター権限)」欄を確認する

職員詳細の下部にある「オーナー(マスター権限)」欄を探します。この欄はオーナー本人にだけ表示されます。管理者(admin)など他の権限では表示されないため、見当たらない場合はオーナー本人でログインし直してください。

4

「この人にオーナーを引き継ぐ」を押す

王冠アイコンの「この人にオーナーを引き継ぐ」ボタンを押します。「◯◯さんにオーナーを引き継ぎますか?」という確認ダイアログが表示されます。

5

3つの引き継ぎ方から選ぶ

ダイアログの中から目的に合うものを選びます。①「共同オーナーにする(自分もオーナーのまま)」=相手もオーナーにして自分もオーナーのまま2人体制にする。②「引き継いで自分は管理者になる」=相手をオーナーに、自分は管理者(admin)へ降格する。③「引き継いで自分は退職する」=相手をオーナーに昇格させたうえで、自分を退職(在籍終了)にする。やめる場合は「キャンセル」を押します。

6

反映を確認する

組織図に戻り、選んだ相手が「経営者(オーナー)」として全権限を持つ表示になっていることを確認します。②を選んだ場合は自分が管理者、③を選んだ場合は自分が在籍終了になっています。オーナーは常に先に昇格してから自分の変更が行われるため、途中でオーナー不在になることはありません。

NOTES

注意点・ヒント

「引き継いで自分は退職する」を選ぶと、相手をオーナーへ昇格させたあと自分は在籍終了になります。退職後は自分では元に戻せず、以降の操作もできなくなります。後任で問題ないことを必ず確認してから実行してください。

施設には常に1人以上のオーナーが必要です。最後の1人になっているオーナーは、先に別の職員へ引き継がない限り、降格・退職・無効化できません(「最後のオーナーは…先に別の職員へオーナーを引き継いでください」と表示されます)。

急な引き渡しが不安なときは、まず「共同オーナーにする」で2人体制にしておき、引き継ぎが完全に終わってから片方が管理者に降りる、という段階的な移譲が安全です。

オーナーの引き継ぎは権限と在籍状態の変更だけを行い、国保連請求のデータや計算ロジックには一切影響しません。過去の実績・請求はそのまま残ります。

FAQ

よくある質問

Q. 管理者(admin)でもオーナーを引き継げますか?

A. いいえ。オーナーの引き継ぎはオーナー本人だけが実行できます。管理者には職員詳細に「オーナー(マスター権限)」欄そのものが表示されません。

Q. 自分自身をオーナーに指定できますか?

A. できません。組織図では自分(現オーナー)の行は開けず、引き継ぎ先にも選べません。引き継ぎ先には自分以外の在籍中の職員を指定してください。

Q. 退職した職員をオーナーにできますか?

A. できません。引き継げるのは在籍中(有効)の職員だけです。対象者が退職(在籍終了)になっている場合は、先に在籍状態へ戻してから引き継いでください。

Q. 共同オーナーにすると、2人とも同じことができますか?

A. はい。オーナーは全員が常に全権限を持ちます。「共同オーナーにする」を選ぶと、あなたと相手の2人ともが全権を持つ2人体制になります。

Q. 引き継ぐと、国保連請求や過去の記録は変わりますか?

A. 変わりません。引き継ぎは権限・在籍の変更だけで、請求データや計算ロジックには一切影響しません。

Q. 間違えて引き継いでしまったら元に戻せますか?

A. 新しいオーナーが全権を持つので、あなたが共同オーナーや管理者として在籍していれば、改めて引き継ぎ直したり権限を整理できます。ただし「自分は退職する」を選んで在籍終了になった場合は、残ったオーナーにあなたの在籍を戻してもらう必要があります。

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