制度の基礎知識
医療的ケア児・重症心身障害児の受け入れ — 制度と体制
医療的ケア児 (経管栄養・吸引などが日常的に必要な児童) の受け入れには、看護職員の配置や医療機関との連携体制が関わります。判定スコア・主な加算・安全体制の基礎を解説します。
こんなときに使います
- 医療的ケア児の受け入れを検討したい
- 看護職員配置と加算の関係を知りたい
- 重心型 (主として重症心身障害児) の類型を理解したい
STEP BY STEP
操作手順
医療的ケア児の判定を理解する
医療的ケアの内容 (人工呼吸器・吸引・経管栄養など) を点数化した「医療的ケアスコア」で判定され、基本報酬の区分に反映されます。受け入れ前に主治医の指示書・スコアの確認が必要です。
体制の選択肢を知る
看護職員を配置して事業所内でケアを行う形、医療機関と連携して看護師の訪問を受ける形 (医療連携体制加算) などがあります。喀痰吸引等は研修を修了した介護職員等が行える制度 (認定特定行為業務従事者) もあります。
重心型の類型を理解する
「主として重症心身障害児を通わせる事業所」は定員 (5名〜) や人員 (看護職員・機能訓練担当職員等) の基準が通常型と異なります。指定の類型そのものが違うため、転換には指定権者との協議が必要です。
安全体制を文書化する
個別のケア手順書 (主治医指示に基づく)、緊急時対応フロー (救急要請の基準・連絡網)、ヒヤリハットの共有、研修記録を整備します。保護者・主治医・訪問看護との情報共有ラインを固定します。
Roots で医療情報を管理する
児童の医療タブでケア内容・主治医・服薬・発作時対応を管理し、看護記録・医療連携の記録も残せます (医療連携は Standard 以上)。
NOTES
注意点・ヒント
医療的ケアは1件の事故が命に関わります。受け入れ判断は「加算が取れるか」ではなく「安全に支援できる体制があるか」から始めてください。
FAQ
よくある質問
Q. 看護師がいないと医ケア児は受け入れられない?
A. ケアの内容によります。医療連携体制加算による訪問看護との連携や、研修修了職員による特定行為 (吸引等) の範囲であれば選択肢があります。主治医・指定権者と体制を確認してください。
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医療連携ホーム — 医療的ケア・看護の全体を見る
医療的ケア児・看護記録・指示書・契約医療機関・医療連携加算の充足状況を一画面で俯瞰するハブ。どこに何を入力すればいいかの入口です。
看護記録(バイタル・医療的ケア実施)を入力する
看護職員が、来所時のバイタル測定や医療的ケアの実施を記録する画面。医療連携体制加算・医療的ケア対応の根拠になります。
契約医療機関(嘱託医・連携先)を登録する
嘱託医・協力医療機関・主治医などの連携先を登録・管理する画面。医療連携体制加算や医療的ケアの体制根拠になります。
医療連携加算の充足状況を確認する
医療連携体制加算など、医療連携系の加算が当月「算定要件を満たしているか」を、指示書・看護記録・配置の入力状況からチェックする画面。
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