制度の基礎知識

指定基準の基礎 — 人員・設備・運営の3基準

事業所が「指定」を受け、維持するために常に満たすべき3つの基準 (人員・設備・運営) を解説します。運営指導で見られるのも、減算の根拠になるのも、すべてこの基準です。

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こんなときに使います

  • 開業準備で指定申請の要件を確認したい
  • 職員の退職で人員基準を割らないか確認したい
  • 運営指導 (実地指導) の前に基準を総点検したい

STEP BY STEP

操作手順

1

人員基準 — 誰を何人置くか

児童発達支援管理責任者 (児発管) を1名以上・専任かつ常勤で配置し、児童指導員または保育士を定員10名の場合2名以上 (うち1名以上は常勤) 配置します。営業時間を通じて配置が必要で、資格要件を満たす人員で数えます。管理者は児発管との兼務が可能です。

2

設備基準 — どんな部屋・設備が要るか

発達支援の場となる指導訓練室のほか、支援に必要な設備・備品を備えます。指導訓練室の面積要件 (児童1人あたり◯㎡など) は自治体ごとに定めが異なるため、物件契約の前に必ず指定権者に確認してください。

3

運営基準 — どう運営するか

運営規程の整備、重要事項説明と契約、個別支援計画の作成、支援記録の整備、苦情対応、虐待防止措置、非常災害対策 (避難訓練・BCP)、秘密保持などが定められています。「書類が残っているか」が運営指導での確認ポイントです。

4

基準割れのリスクを知る

人員が欠けたまま運営すると「サービス提供職員欠如減算」「児童発達支援管理責任者欠如減算」の対象になります。児発管の急な退職は特に影響が大きいので、要件を満たす候補者の把握を日頃から行ってください。

5

Roots で基準の維持を見える化する

職員マスタで資格・常勤換算を管理し、勤務体制一覧表を自動生成できます。法定記録 (委員会・訓練・BCP) も Roots 内のモジュールで期限管理できます。

NOTES

注意点・ヒント

面積要件・設備の細目・人員の取扱い (兼務の可否など) は自治体差が大きい領域です。開業時・移転時は必ず指定権者への事前相談を挟んでください。

FAQ

よくある質問

Q. 児発管が急に退職したらどうなる?

A. ただちに指定取消にはなりませんが、欠如が続くと減算 (欠如減算) の対象になります。自治体へ変更届を出し、後任確保までの取扱いを指定権者に確認してください。

Q. 保育士と児童指導員はどちらでもいい?

A. 基準上は「児童指導員または保育士」を配置します。児童指導員は任用資格 (社会福祉士・教員免許・実務経験ルート等) で、要件確認には実務経験証明書が必要になることがあります。

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