制度の基礎知識
利用者負担と上限額管理 — 1割負担・月額上限・無償化・実費
保護者が支払うのは費用の1割、ただし世帯所得に応じた月額上限があります。満3歳〜就学前の児童発達支援は無償化の対象。複数事業所を使う場合の「上限額管理」まで整理します。
こんなときに使います
- 保護者に毎月の支払額を説明したい
- 上限額管理事業所としての事務の流れを確認したい
- 無償化対象かどうかを判定したい
STEP BY STEP
操作手順
負担上限月額の3区分を覚える
生活保護・市町村民税非課税世帯: 0円 / 市町村民税課税世帯 (所得割28万円未満): 4,600円 / それ以上の世帯: 37,200円。どれだけ利用しても、その世帯の上限額を超える負担は発生しません (受給者証に記載されています)。
児童発達支援の無償化を押さえる
満3歳になって初めての4月1日から3年間 (就学前まで) の児童発達支援の利用者負担は無償化されます。手続きは原則不要で受給者証に反映されます。おやつ代等の実費は無償化の対象外です。
上限額管理のしくみを理解する
複数の事業所を併用する児童は、世帯の上限額を事業所間で按分するために「上限額管理事業所」(通常は利用日数が最多の事業所) が管理結果票を作成し、各事業所の利用者負担額を確定させます。毎月の請求前に他事業所と実績を突合します。
実費徴収のルールを守る
おやつ代・教材費・行事費などは、重要事項説明書に記載し同意を得た範囲で実費徴収できます。給付費の対象と実費の線引きを曖昧にしないことが苦情・指導の予防になります。
Roots で利用者請求を自動化する
実績から1割負担額・上限額・無償化を反映した利用者請求書を自動作成できます。上限額管理の結果票作成・関係事業所とのやり取りも請求画面から行えます。
NOTES
注意点・ヒント
負担上限額の区分・無償化の範囲は国の制度改正で変わる可能性があります。また自治体独自の助成 (多子軽減・市独自の無償化等) が上乗せされている地域もあります。
FAQ
よくある質問
Q. 月の途中で上限に達したらどうなる?
A. 上限到達後の利用分について利用者負担は発生しません。上限管理対象の児童は管理事業所の結果票で最終的な負担額が確定します。
Q. きょうだいで通っている場合は?
A. 世帯での合算・軽減 (多子軽減) の取扱いがあります。自治体の判定に従い、受給者証の記載を確認してください。
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関連マニュアル
【制度ガイド】利用者負担上限額管理のしくみと事業所の役割
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上限管理 (上限管理事業所機能)
世帯所得別の利用者負担上限月額 (0/4,600/37,200円) を超えないよう管理。複数事業所利用児の上限管理事業所として TI02 出力。
利用料請求書 (保護者負担分) を発行
請求エンジンの利用者負担額に、給食費・その他実費を手入力して保護者向け請求書PDFを1件ずつ出力します。
受給者証の基礎 — 取得の流れ・支給量・更新
児発・放デイの利用に必要な「通所受給者証」。申請から交付までの流れ、支給量 (月あたり利用日数) の意味、更新・変更の手続きを事業所目線で解説します。
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