制度の基礎知識

児童発達支援・放課後等デイサービスとは — 制度の全体像

児発・放デイは児童福祉法に基づく「障害児通所支援」。誰が対象で、誰が費用を負担し、事業所は何を守る必要があるのか — 制度の骨組みを1本で掴めるようにまとめました。

対象: オーナー対象: 管理者対象: 職員対象: 保護者

こんなときに使います

  • 開業を検討していて制度の全体像を知りたい
  • 新人職員のオリエンテーションで制度の前提を揃えたい
  • 保護者に制度の仕組みを説明する前に整理したい

STEP BY STEP

操作手順

1

根拠法と位置づけを押さえる

児童発達支援・放課後等デイサービスは児童福祉法に定められた「障害児通所支援」です。都道府県等の指定を受けた事業者が運営し、市町村が利用の支給決定を行います。

2

対象児童の違いを理解する

児童発達支援は主に未就学のお子さま、放課後等デイサービスは就学しているお子さま (原則18歳まで・高校卒業まで) が対象です。利用には市町村が交付する「通所受給者証」が必要で、療育手帳や障害者手帳が必須というわけではありません (自治体の判断で医師の意見書等が求められます)。

3

お金の流れを理解する

利用料の9割は公費 (自治体) 負担、1割が保護者負担です。事業所は毎月、国保連を通じて自治体へ報酬を請求します (法定代理受領)。保護者負担には世帯所得に応じた月額上限があります。

4

事業所が守る3つの基準を知る

指定を受けた事業所は「人員基準 (児発管や保育士等の配置)」「設備基準 (指導訓練室など)」「運営基準 (計画作成・記録・虐待防止など)」を常に満たす必要があります。守れていないと減算や指定取消につながります。

5

Roots が支える範囲を知る

Roots は支援記録・個別支援計画・国保連請求・法定記録 (BCP/委員会/訓練など) を1つのシステムで管理し、基準を「満たし続ける」ための実務を支えます。

NOTES

注意点・ヒント

制度の運用は自治体 (指定権者) ごとに細部が異なります。この記事は全国共通の骨組みの解説で、最終判断は必ず自治体の手引き・通知でご確認ください。

FAQ

よくある質問

Q. 児発と放デイは同じ場所で一緒にやってもいい?

A. 多機能型として両方の指定を受けて一体的に運営する事業所が多くあります。定員や人員配置は多機能型としての基準を満たす必要があります。

Q. 保育所や幼稚園と何が違う?

A. 保育所等は児童福祉・教育の一般施策、児発・放デイは障害のあるお子さまへの専門的な発達支援です。併行通園 (保育所と児発の両方に通う) も一般的です。

Q. 18歳を過ぎたら放デイは使えない?

A. 原則は18歳 (高校卒業) までです。卒業後は生活介護や就労系サービスなど大人の障害福祉サービスに移行します。

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