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放課後等デイサービス(放デイ)とは — 制度の全体像・対象児童・支援内容

放課後等デイサービス(放デイ)制度の全体像、対象児童(6〜18歳の就学児)、支援内容、児童発達支援との違い、利用までの流れ、料金、就学相談との接続までを2026年最新版で解説。

公開: 2026-05-23読了 約7

放課後等デイサービス(通称: 放デイ)は、就学児(原則6〜18歳)を対象とした、児童福祉法に基づく障害児通所支援サービスです。学校終了後や夏休み等の長期休業中に、生活能力向上のための訓練や社会との交流の機会を提供します。全国に約20,000事業所(2024年時点)が運営されており、児発と並んで障害児通所支援の中核を担います。

対象児童

  • 年齢: 原則 6〜18歳(就学児)
  • 特例: 18歳以降も20歳まで利用可能なケースあり(高校在学中・卒業後の継続支援)
  • 対象: 身体障害・知的障害・精神障害(発達障害含む)のある児童
  • 療育手帳の有無は問わない
  • 通所受給者証の取得が必須

支援内容

放デイも児発と同じく令和6年改定で「5領域」の構成に整理されました。就学児向けには「学校生活との接続」「就労・自立への準備」も重要なテーマになります。

  • 基本的生活習慣の確立(食事マナー・身だしなみ・時間管理)
  • 集団でのルール理解・対人関係スキル
  • 学習支援(宿題サポート・学習習慣形成)
  • 余暇活動(創作・運動・音楽・季節行事)
  • 思春期支援(中高生向け: 性教育・感情調整・社会参加準備)
  • 就労準備支援(高校生向け: 通勤訓練・職業体験)

児童発達支援との違い

項目児童発達支援(児発)放課後等デイサービス(放デイ)
対象年齢0〜6歳6〜18歳(20歳まで延長可)
利用時間帯日中放課後・休日
学校との接続なし(就学前)密接(学校との情報共有が重要)
支援テーマ発達促進・就学準備生活能力向上・自立支援

利用までの流れ

  • 【1】市区町村の障害福祉課に相談
  • 【2】医師の意見書取得
  • 【3】相談支援専門員とサービス利用計画案作成
  • 【4】通所受給者証の申請(児発から放デイに切り替える場合は新規申請扱い)
  • 【5】事業所選定・契約・通所開始

料金の仕組み

児発と同じく月額上限制で、9割を国・自治体が負担、残り1割が保護者の自己負担。世帯所得により4,600円または37,200円が月額上限です(児発と上限額を合算する場合あり)。

事業所運営の視点

  • 一日あたりの利用児童は学校終了後の3-7時間が中心(15:00-19:00頃)
  • 夏休み・冬休み・春休みは終日(10:00-17:00頃)の利用も可能
  • 基本報酬+加算で月150〜280万円/事業所が目安(定員10名)
  • 送迎機能が事業所選びの重要要素(学校→事業所→自宅の3地点送迎)
  • 中高生対応の事業所は人材確保・思春期支援ノウハウが課題

児発から放デイへの移行

お子さんが小学校に入学すると、児発の利用は終了し放デイへの移行が必要です。同じ法人が運営する事業所であっても、受給者証の切り替えが必要で、新規契約となります。早めに就学相談+放デイ事業所選定を進めることをおすすめします。

まとめ

放課後等デイサービスは、就学児の放課後・休日の生活を支える重要な拠点です。保護者にとっては家庭外の安心な居場所、事業所運営者にとっては地域の発達支援を担う重要な役割を果たします。

参考・引用

  • 児童福祉法 第6条の2の2第4項
  • こども家庭庁「放課後等デイサービスガイドライン」(令和6年7月)

※ 本記事は2026-05-23時点の確認内容です。制度・自治体の運用は変更される可能性があります。

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